市街地を中心とした絵葉書
釧路岬灯台より浦見町方面を望む
【概要】 現在の浦見町は、釧路川の左岸の海岸付近の住所です。近隣の米町には釧路埼灯台があり、そこから撮影されたものと考えられます。幣舞橋を渡って坂を登った先の交差点で右折してしばらく直進、といったところですね。この場所は灯台がある通り高台が...
帯広の近郊 絵葉書
【概要】 北海道帯広市は十勝地方に所在し、明治20年代から都市造成が始まりました。明治30年代になると本州からの移民を受け入れ、本格的に十勝の中心都市として成長していきます。大正時代には農業を基幹とする地域社会が形成され、絵葉書が作成された...
野付牛(北見) 絵葉書
【概要】 戦前の野付牛(北見)市街の様子がよくわかる絵葉書です。 野付牛町一條通 野付牛町の一部 野付牛町北見農事試験場 宛名書信面2 【内容】3枚(別シリーズと考えられる絵葉書がそれぞれ1枚、2枚あります) 野付牛町一條通/野付牛町の一部...
岩内関連絵葉書
【概要】 北海道の積丹半島の近くにある岩内町。近世以降漁場が設けられ、近代に入ると港湾が構築されて現在も漁港として知られます。かなり大きい街で、地域で知られる画家の美術館があったり海産物が楽しめたり、何度か訪れたことがあるのですが冬の強い風...
稚内 交通関連の絵葉書
【概要】 稚内は北海道本島の北端に位置する都市です。絵葉書に残された時代も、それ以前も、現代もそうですが、樺太やより北方の世界への結び目になっている場所です。 鉄道で来た人がここで降り、そして連絡船で樺太へ。そして逆も。今はなかなかできない...
十勝国大正村 絵葉書
【概要】 十勝地方の中央部に位置した大正村。大正4年に成立しました。現在の帯広市大正、帯広市川西、中札内村、更別村を包含する自治体で、大正13年に川西村、昭和22年に中札内、更別両村を分村させます。昭和34年に川西村とともに帯広市と合併し、...
福島白河名所 絵葉書
【概要】 現在の福島県白河市は、奥州街道の入り口、白河の関が置かれたことで知られています。そんな戦前の白河町時代の絵葉書です。地域の由緒を伝える庭園や城址、古戦場など史跡の絵葉書が多めです。 白川町市街ノ一部 宛名書信面 友月山公園 県社南...
水戸名所 絵葉書
【概要】 茨城県の中央に位置する水戸は、近世期には親藩水戸徳川家の領地となり発展を続けてきました。絵葉書には昭和戦前期の市街地のほか、偕楽園、神社、城址など由緒を伝える史跡や景勝地が記録され、現代に連なる地域の容貌を伝えています。 市中の目...
門司名所 絵葉書
【概要】 北九州にある門司は関門海峡に臨む交通の要衝。九州への玄関口です。絵葉書にはそんな運輸・交通で発展する戦前門司が記録されていますが、その作成年代は昭和14年以降で、次第に戦争の影が社会を覆いつつある情景も確認できます。 繁栄殷盛なる...
十勝広尾海岸の勝景 絵葉書
【概要】 北海道十勝の広尾は、平野の多い十勝地方にあって大きな漁港を構える町です。近世期には場所請負制のもとトカチ場所が置かれ、広尾に運上屋(直轄期には会所と呼称)が置かれ発展しました。近代にも内陸部の開拓が始まる前より十勝の港として発展し...