【概要】
燃料として需要の高かった木炭。その製造は山林などで行われました。北海道の場合は、山林などの所有者やその他胴元が、炭焼き人夫を雇用する形態でおおよそは展開していました。
絵葉書には坂本製炭所とあります。国立国会図書館デジタルコレクションなどで調べましたがどうも手掛かりがつかめませんでした。札幌市の古本屋で購入した絵葉書のため、「多分北海道の炭焼きの絵葉書だろう」と気軽に考えていたのですが、詳細が意外につかめず悩ましい一品です。
いずれにしましても戦前の炭焼きの様子がよくわかる2枚の写真です。如上で述べたような、撮影場所などがもう少しわかれば、昔を知るためのさらに良い手がかりになることでしょう。
【内容】2枚
炭材ノ立込ヲ終リ点火ト木炭包装セル坂本製炭所ノ実況/炭材調製ヲ終リ炭出シト木炭搬出馬ノ坂本製炭所実況
【撮影・作成年代】昭和8(1933)年以降~
宛名面の表記が右から「郵便はがき」のため。
コメント