【概要】
茨城県の中央に位置する水戸は、近世期には親藩水戸徳川家の領地となり発展を続けてきました。絵葉書には昭和戦前期の市街地のほか、偕楽園、神社、城址など由緒を伝える史跡や景勝地が記録され、現代に連なる地域の容貌を伝えています。
【内容】8枚
市中の目貫なる広小路通りの街観/堂々近代的偉容を示す茨城県庁/景勝の地を占める水戸城址/往時を偲ぶ典雅な所、常盤公園好文亭/天下の名園偕楽園内に香はしき梅園の美観/義公烈公を祀る別格官幣社常磐神社/常盤公園の一部、常盤公園内笠松/弘道館公園内八卦堂、弘道館
【撮影・作成年代】大正7(1918)年~昭和8(1933)年
通信欄の罫線が宛名面の2分の1の位置にある点、右から「郵便はかき」の表記のため。なお、絵葉書面には偕楽園のスタンプがあり、昭和12(1937)年10月28日の日付印があります。この時代の旅はどんな様子だったのでしょうか。
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