【概要】
江戸時代の箱根七湯に数えられる底倉温泉に、かつて梅屋旅館がありました。旅館は天保13(1842)年作成の『箱根七湯図』にすでに見える老舗でしたが、昭和37(1962)年に閉館したそうです。
絵葉書包紙は上品かつ旅館玄関口をデザインした凝ったつくりで、旅館内に魁春楼と早雲閣という建物があったことを伝えてくれています。
なお箱根町立郷土資料館が文化遺産オンライン上に同旅館の別種の絵葉書を掲出しています。あわせ参考ください。







【内容】包紙1、絵葉書4
玄関/全景/大浴場/大広間・客室よりの展望
【撮影・作成年代】大正7(1918)年~昭和8(1933)年
通信欄の罫線が宛名面の2分の1の位置にある点、右から「郵便はかき」の表記のため。
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