【概要】
別府温泉名物の砂湯でくつろぐ女性の絵葉書8枚セットです。白黒写真に彩色したものだと思います。女性陣の表情が印象的です。水着もいい感じで、現代のグラビアアイドルみたいですね。また周囲にたたずむ人々の何とも言えない表情も味があります。
こうした笑顔やはにかみやリラックスした表情、あるいは自然な表情は、この後にすぐ迫る戦争の時代には容易に記録されなくなります。
女性陣は髪型からして温泉宿に給仕した芸妓たちだったのではないかと思います。戦争の時代、そしてその後の復興の時代に、この写真に映る人々はどう生きたのでしょうか。
【内容】すべて同じタイトル「砂湯の実況」
【作成・撮影年代】昭和9(1934)年4月12日ころ
別府駅の日付入りスタンプが押されています。
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