神戸付近大水害の実況写真 絵葉書

ありし日の人々

【概要】

昭和13(1938)年に発生した神戸市を中心とする大水害の様子を伝える写真です。いわゆる「阪神大水害」として知られる災害では多くの住宅が流され、715名の死者が出てしまったことが伝えられます。

絵葉書には復興に励む市民の方々の様子がたくさん記録されています。たとえどんな自然災害があったとしても、地域を大切にして色々な立場で復興に携わったたくさんの人々がいたのでしょう。そしてこのことは、これ以降もそうであったでしょうし、これからもそうであるのだろうと思っています。

参考:阪神大水害(wikipedia)、過去に神戸市で起きた水害(神戸市役所ウェブサイト)

【内容】包紙1、16枚一括

元町六丁目の惨状/トーアロードの浸水/加納町の倒壊家屋/山手付近惨状の跡/荒田附近の惨状/宇治川に押寄せた倒壊家屋/滝道筋の浸水/山手線の大惨状/大石川の大氾濫/住友邸前岩石の山/阪急茂川の宮園橋流失す/青谷附近の濁水/生田筋の濁流/生田神社前/布引滝附近の山崩れ/芦屋川沿岸の惨状

【撮影・作成年】昭和13(1938)年7月5日以降

【作成】錦水社

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