県社浮島稲荷神社絵葉書

ありし日の人々
浪上けの松より浮島神池奥ノ院を望む

【概要】

山形県朝日町にある大沼の浮島という景勝地と、往古より信仰を集める浮島稲荷神社の絵葉書です。湖沼に小さな島嶼が点在している美しい風景に、古代の人々は神性を感じたのでしょう。また浮島は自然環境で増減したり、人が信仰の中で「島切り」することもあり、不思議に動くようです。こんなあたりにも神威を見出せるのでしょう。

絵葉書は山奥の静謐な雰囲気を伝えています。今もこうした雰囲気は残っているのではないかと感じます。行ってみたいです。

【内容】包紙1、絵葉書5

いずれも「羽前大沼山」が冒頭に付きます。

県社浮島稲荷神社々殿/時雨塚より浮島神池を望む 浪上けの松より浮島を望む/浪上けの松より浮島神池奥ノ院を望む/よあらしの森より浮島神池を望む/最上家所蔵の宝物

【撮影・作成年代】大正7(1918)年~昭和8(1933)年

通信欄の罫線が宛名面の2分の1の位置にある点、右から「郵便はかき」の表記のため。

【作成】浮島稲荷神社社務所

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